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Outcome of biological therapies in chronic antibiotic-refractory pouchitis: A retrospective single-centre experience

雑誌:United European Gastroenterol J

発行年:2019 Nov

背景:回腸嚢炎に対する後方視的研究で生物学的製剤の有効性が報告されている。単一施設でのデータを検証した。方法:回腸嚢造設後のUC患者で回腸嚢炎に対してインフリキシマブ、アダリムマブ、ベドリズマブを投与された患者を評価した。回腸嚢炎活動性インデックス(PDAI)を用いて寛解(PDAI<5)もしくはPDAIが2以上の低下を検索。結果:33人の患者が追跡された。インフリキシマブ14人、アダリムマブ13人、ベドリズマブ15人に投与された。インフリキシマブ群で43.5%、アダリムマブ群で38.5%、ベドリズマブ群で60%で寛解を得た。結論:生物学的製剤は大多数の患者に有効であった。

寛解率はそれぞれ43.5%、38.5%、60%であった。

中川 裕先生 

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