抄読会を行いました。
論文名:Hartmann’s procedure versus sigmoidectomy with primary anastomosis for perforated diverticulitis with purulent or faecal peritonitis (LADIES): a multicentre, parallel-group, randomized, open-label, superiority trial
雑誌:Lancet Gastroenterol Hepatol 2019
PMID:31178342
汎発性腹膜炎を呈する結腸憩室穿孔に対してはハルトマン手術が好まれるが、一期的吻合を行っても、短期合併症や死亡率を上げること無く12ヶ月でのストマ離脱率が高いことが示された他施設共同RCT試験です。適応とされる患者群には一部制限がありますが、救命率を担保しつつ、ストマフリーというQOLに直結するメリットが示されていますので、明日からの臨床に取り入れていきたいと考えました。
10月13日 新垣先生