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高槻光寿

新年あけましておめでとうございます。

令和6年の年頭にあたり、ひとこと申し上げます。

例年、年頭は干支のお話をすることにしてますので、今回もそのように致します。

毎年お話するように、『干支』は五行(木火土金水)との関連をもとに十干(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)と十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)の組み合わせで森羅万象・時運の流れなどを表現したもので、その年どうあるべきか、どうするべきか、について参考になります。

さて、今年の干支は“甲辰”(きのえ・たつ、コウ・シン)です。ちなみに、昨年は“癸卯”(みずのと・う、キ・ボウ)で、癸は“はかる”、卯は“しげる”ということで、『きっちりと筋道を立てれば、生い茂って発展していくが、物事を曖昧にすると茂みが悪い方向にこんがらがっていく』と申し上げました。昨年はロボット手術導入など新しいことを始めましたが、きちんと計画的にうまくいったと思います。

さて、今年の“甲辰”の「甲」の字は「よろい、かいわれ」で植物の種が割れてこれから芽吹いていく様子、「辰」は「振、震」に通じてじっと力を溜めてブルブルふるえている様子、とされています。“革新の歩を進めねばならないが、抵抗・妨害もあるので辛抱強く”と述べるものもありますので、我々にとっては、1年後に控えた移転の前に、じっと力を溜めているイメージを思い浮かべました。以前から申しているように、西普天間への移転をひとつの大きな転換点と考えていますので、今までどおり各自の役割をしっかりと果たしながら、いよいよのときに備える1年かと思っています。

それでは、本年も元気で明るく、楽しく仕事してまいりましょう。

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