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3月2日(土)に福岡で第52回九州膵研究会を高槻教授が当番世話人として開催しました。本研究会は外科のみならず内科、放射線科も交えて膵臓に特化した内容で様々なテーマで議論するものです。今回は『膵癌予後改善に向けての総力戦-診断・治療・ゲノム医療-』の主題のもとに、まさにそのとおりに重粒子線治療、ゲノムプロファイリング、手術療法など10件の演題が出され、おおいに盛り上がりました。当科からは知念先生がロボット支援手術導入の話題を提供しました。

特別講演は順天堂大学消化器内科の伊佐山浩通教授に『膵癌に対する内視鏡治療』のタイトルでお話いただき、interventional EUSなどまさに最先端の治療をご教示いただきました。


膵癌は消化器系癌のラスボスともいえるいまだに予後不良の疾患ですが、診断治療の発展により少しずつ成績も改善してきています。引き続き、多科でスクラムを組んでさらなる予後改善に向けて、がんばっていきたいと思います。

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