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2024年6月26日 抄読会 発表者:小橋川晃広

論文名:Preoperative endoscopic biliary drainage by metal versus plastic stents for resectable perihilar cholangiocarcinoma
雑誌:GASTROINTESTINAL ENDOSCOPY 2024;Volume 99, No. 4:566-576
PMID:37866710
論文要旨:ほとんどの切除可能な肝門部胆管癌(pCCA)では術前胆道ドレナージ(PBD)が推奨される。緩和治療においては自己拡張可能な金属ステント(SEMS)の使用により生存率が向上することが先行研究で示されているが、pCCAに対するPBDではほとんどの症例でプラスチックステント(PS)が選択されており、この研究ではSEMSとPSの成績を比較した。結果として、ステント留置後の胆管炎などのステント機能不全はSEMS群で有意に少なかった。その他有害事象は両群間で差はなかった。術後の生存期間も有意差はなかった。術中のSEMS除去は全例で成功し有害事象もなかった。

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