高槻教授より年頭のあいさつがありました。
令和7年仕事始め:年頭のあいさつ(令和7年1月6日 8:00 医局にて)
高槻光寿
新年あけましておめでとうございます。
令和7年の年頭にあたり、ひとこと申し上げます。
まずは、病院移転に伴う医局の引っ越しと患者搬送、大変お疲れさまでした。病院全体でも問題なかったようで、よかったです。いつもどおりの年始ではありますが、そういうことで今年は特別な年になります。常々お話したとおり、この移転のタイミングでいろんなことを計画してきましたので、よろしくお願いします。
さて例年、年頭は干支のお話をすることにしてますので、今回もそのように致します。
今年の干支は“乙巳”(きのと・み、イッ・シ)です。「乙」の字は「吹き出た芽がまだ伸びきらず曲がっているさま」、「巳」は「ヘビが冬眠から覚めて地面に這い出てくるさま」を表しており、『因循姑息にケリをつけて勇敢に進むべし』という意味です。歴史的には、中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我入鹿を討ち、大化の改新のきっかけになった『乙巳の変』(645年)がよく知られてますね。ちなみに昨年の「甲辰」は“芽吹いたばかりの種(かいわれ)がこれから伸びていこうと力をためて震えているさま”でしたので、まさに移転前の状況を表しており、干支からも移転はドンピシャのタイミングかと思います。特に今年は、手術を増やす、を第一目標にします。移転までの目標であった①人を増やす(私の着任後13名入局)、②肝移植導入(現在まで35例)、③ロボット手術導入、はなんとか達成できてますので、これを機に手術をどんどん増やし、さらなる発展をめざしましょう。
それでは、本年も元気で明るく、楽しく仕事してまいりましょう。