医学科4年生が九州外科学会に参加しました
先日開催された第61回九州外科学会/九州小児外科学会・第60回九州内分泌外科学会に、臨床実習中の4年生が参加しました。以下は感想です。皆学会参加は初めてだったようで、よい経験となったようです。
F君
初めて学会に参加しましたが、研修医の先生や同年代の学生が発表しているのを見て、とても刺激になりました。発表内容だけでなく、スライドのまとめ方なども大変参考になりました。また、砂川先生や上田先生のご講演により自分のキャリアについて考える良い機会となりました。特に医療安全に関しては将来どの科に進んでも意識しなくてはならない大切なことだと再認識しました。外科学会だけでなく、他の学会も参加できる機会があれば積極的に参加したいと思うようになりました。
A君
今回人生で初めての学会参加だった。3点印象に残ったことをまとめます。
・学生や研修医の発表を聞く機会が多く、人前で症例報告する時の流れや雰囲気を知ることが出来まし
た。とにかく自信満々で発表すること、焦らないこと、事実のみを明瞭な声で語ることが大事だと学
びました。
・歴史家の上里先生による琉球の歴史についての講演は、医学だらけの学会の中で箸休め的に聞くこと
が出来ました。沖縄に長年住んでいても、分からないことだらけなんだと実感しました。
・その後の上田先生の講演の中では、医療は常に危険と隣り合わせなんだということに気付かされまし
た。この事実を心に留めておきたいです。
今回の学会参加では、今後のためになるような学びをたくさん得ることが出来ました。今回の経験は、今後様々な学会に顔を出す弾みになりました。
T君
同世代の医学生や研修医の先生方による発表は大変刺激的でした。自分と同じ立場にある学生が、研究成果を堂々と発表する姿を見て、大いに刺激を受けるとともに、自身も今後より意欲的に学んでいきたいと感じました。学会に参加したことが無かったのでとても良い経験になりました。
M君
学会に参加したのが初めてだったのでついていけるか不安でしたが、発表者のまとめ方がわかりやすく、発表のしかたを学ぶことができました。また途中にあった歴史家の方の講演では沖縄に昆布料理が多い理由を知ることができて興味深かったです。
T君
VRを活用した術前シミュレーションなどの最新の情報を知り、こんなにも進んでいるのかと驚かされた。珍しい症例もたくさん見ることができて楽しかった。知らない言葉が飛び交う中でも、ところどころ実習で学んだ知識が出てきて良い予習復習になった。
あと2年で医師になる予定の学年ですが、情報発信することの大切さを学んでくれたようです。引き続き臨床実習をがんばってください。