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 先日行われた日本外科学会に、本学医学生が3名参加しました。以下、参加した学生さんから寄せられた感想を紹介いたします。

多田 智昭

 このたび、外科を志す医学生として第125回日本外科学会定期学術集会に参加する貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。日本外科学会からのご招待のもと、第一外科の先生方にご引率いただき、実際の学会の雰囲気を肌で感じながら多くを学ぶことができました。
 講演では、“手術の魅力”や、“若手医師が指導医に求めること”についてのお話しを拝聴し、多忙ながらもやりがいのある外科という分野に、よりいっそう魅力を感じました。
 企業ブースでは、企業の方々から最新機器についての説明を伺い、日々進化する医療機器に直接触れることができたことも大変貴重な経験でした。学生という立場にも関わらず、丁寧にご対応くださった企業の皆様に、心より感謝申し上げます。
 また、全国の外科志望の学生と交流できたことも大きな収穫でした。「沖縄から来た」と伝えるとすぐに覚えてもらえ、全体懇親会や学生飲み会を通じて多くの仲間と親睦を深めることができました。将来同じ分野で切磋琢磨する仲間として、この繋がりを大切にしていきたいと思います。
 今回の経験を通じて、外科の道に進みたいという思いがよりいっそう強くなりました。残された学生生活はわずかではありますが、限られた時間の中で、できる限り学びを深めて参ります。

福士 開

 この度は外科学会への参加という大変貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。
 私は学会参加自体が初めてだったため、学会がどんなものか全く想像がつきませんでした。しかしいざ会場に着くと、多くの先生方が、各々の研究を発表している姿やポスターの前で活発な議論が交わされる様子を目の当たりにし、外科学の奥深さと、先生方の情熱に深く感銘を受けました。
 中でも今回の特別企画である、医学生に向けて外科手術の魅力を語るコーナーや、若手医師が上級医になにを求めるのかといったセッションでは、今の自分がちょうど知りたかった外科の将来の話や、周りの外科志望の学生の思いなどたくさん有益な情報を得ることができました。私の外科志望を後押しするには十分魅力的なお話でした。
 また、学会以外では第一外科の先生方との懇親会がとても楽しかったです。外科医として働く先生方の本音や、第一外科の雰囲気を知ることができて将来のイメージが湧きました。
 残された外科のクリクラも、楽しんで過ごそうと思います。

半仁田 結美

 今回、第125回日本外科学会定期学術集会に参加させていただき、外科という分野の魅力や幅広さを改めて実感しました。
 125回企画の講演では、命を預かる責任の重さや、手術を終えたときの充実感、そして患者さんからの「ありがとう」という言葉が、外科医としての原動力になるというお話が特に印象に残っています。また、女性外科医の先生方からは、各分野におけるやりがいやキャリア形成について伺い、自身の将来像を具体的に考える良いきっかけとなりました。懇親会では、先生方の実体験のお話を直接お聞きすることもでき、とても貴重な時間となりました。また、学会の合間には、仙台の桜や地元の名物料理も楽しみ、充実したひとときを過ごせました。
 今回得られた学びを大切にし、今後の実習やその先の研修でも、より多くのことを吸収できるよう努めていきたいと思います。この度はこのような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

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